2012年12月20日木曜日

Bollywood!!!


インドでは映画が大衆娯楽として、かなりの人気です。
インド映画は、インド映画の中心地ムンバイの旧称、ボンベイの「ボ」とハリウッドをかけて、ボリウッドと呼ばれることで有名です。

日本人にとっては新鮮なことが映画館では多いので、下記に紹介します。

・チケットは、silvergoldplatinum等のランク付けがされていて(それぞれ数十ルピー差)、それによって座席の場所や、椅子のクオリティが違います
(椅子によっては、飛行機のエコノミークラス位まで倒れます)

・映画館に入ると、上映前でも暗いためか、係の人が懐中電灯を持って待機していて、どこの席に座ればいいか親切に教えてくれます

・映画上映前には国歌が流れ、皆が起立をしてそれを聞きます

・上映の冒頭に流れるスタッフロールで、俳優や監督の名前が出るたびに、観客達が一斉に口笛や横笛を吹きます。その際に、人気の人程笛の量が多い様です

・上映が始まると、特に安いsilverシートの観客を中心に一緒に、スクリーンに向かって呼びかけたりします
(例えば映画のスクリーンの中で俳優がI luv Uと言うと、観客も何故かI luv U tooと言います。Thank Uと画面の向こうで言えば、U’re welcomeと言ってます。野球場での野次みたいな感じで、皆色々なことを言ってます。

・上映中は、皆結構爆笑することが多いです。映画の中と一体となって楽しんでいる感じです

・映画の途中辺りで、15分位の無理矢理な休憩があります

・映画の本編が終わるや否や、終わりにもあるスタッフロールは見ずに、皆我先にと映画館を小走りで出て行きます

・映画館の中はどこも、日本の大型シネコンよりも多くのレストランや、ショップ、お土産屋が入っていることが多いです

以上、映画館のレポートでした!

2012年12月18日火曜日

2 Tales of the Unexpected


その1(bridge was suddenly broken
ホテルから会社へ向かう際は、いつもバスで通っています。
先日、いつもホテルまで迎えに来るバスが中々来なかったので、徒歩で向かおうとしたところ、
なんと会社へ向かう一本道の途中で、川をまたぐ橋が瓦解していてバスがそこで足止めを喰らっていました。
その瓦解した橋のブロックの上を渡ってバスへ無事乗り込みましたが、橋の瓦解と言うレアな事象を目の当たりにしました。


その2(fire engine lost their fire extinguisher
先日、会社のビルで煙が発生し、火災報知機が鳴り一斉非難するという出来事がありました。
我々は、報知器が鳴った時にビルの7階にいたので急ぎ1階へ駆け下りて退避しました。
少しすると消防車が到着したのですが、なんと到着すると同時に消防用の水や消火剤が一斉に車からこぼれ出すと言う衝撃的な、これまたレアな事象を目の当たりにしました

予想だにしないことが多発することが、インドの魅力の一つです。

2012年12月11日火曜日

インドの電話事情(小ネタ的に)


その1 迷惑メール
我々研修生は、インドでSIMカードと携帯を付与されています。
その携帯へは、SMSで日本の様に迷惑メールが届きます。
特に珍しい内容ではないですが、その一例を紹介します。                    

1通目
Dear Subscriber, kindly pay yourIdea Mobile bill of Rs12022.96 by due date 24.11.2012.
Please Dial TOLLFREE *147 #for account details

2通目
Dear Subscriber TODAY is your DUE DATE.
Kindly pay your bill of Rs12022.96 IMMEDIATELY to avoid late payment charges and uninterrupted services.

日本の携帯黎明期の頃の迷惑メールの内容に似てますね。


その2 間違い電話
インドの携帯電話へは、間違い電話が多いです。
これは特にプリペイドSIMを使っている場合、3カ月間使われないと番号がリサイクルされてしまうためとのことです。


その3 職場での電話
オフィスでは、各自の机に固定電話があります。
但、代表電話と言うものがないのか、個々人の固定電話宛に電話がかかってきます。


その4 格安&無料通話
職場では多くの人が無料通話アプリのLINEを使ってる様で、あちこちからLINEの着信メロディが流れています。
但、研修先の職場にいる様な裕福な人はスマホを持てますが、街角ではやはり古い携帯が主流です。
インドでは固定電話のインフラが整う前に携帯電話の爆発的な普及期に入った様(※)で、その競争の結果、通話料金は1分1円以下と物価に比しても格安の通話料金となっています。

※2001年の固定電話普及率、3.2% 携帯電話普及率、0.5%
  2011年の固定電話普及率、3.1% 携帯電話普及率、72.0%


以上、インドの電話にまつわる小ネタでした。

2012年12月6日木曜日

First Sunday

最初の日曜日は、人口1000万人を超えるインド最大の都市ムンバイへ行きました。

ムンバイとプネーは同じマハーラーシュトラ州で、バスや電車だと3時間程の距離です。

プネーからバスで行く途中にSA、PA的な所へ寄りましたが、かなりのハイクオリティで飲食店も充実していて、日本と比べても大差はない様子でした
トイレは、猛烈なアンモニア臭で吐き気を催すほどでしたが。。

さて、ムンバイには2つの世界遺産があります。
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(CST)駅と、エレファンタ島の石窟群です。

CST駅は今も電車の通る現役の駅ですが、余りに流麗なゴシック様式な建物で、外から見ると駅とは分かりません。宮殿の様です。
中の様子はこんな感じです。
アカデミー賞受賞映画、スラムドッグ$ミリオネアでも、ここはエンディングのダンスシーンで使われています。

もう一つのエレファンタ島の石窟群へは、インド門と言う観光名所に隣接した船着場から船で向かいます。
片道1時間近くと、微妙に遠いです。
着いてからも、坂道を上ること20分位でようやく石窟群に辿り着きます。
正直、苦労して見るまでの価値のモノはなかったです。。。
尚、坂道の途中で、牛、犬、猿、猪、七面鳥と様々な動物が見られました。

インド門の向かいにはタージマハルホテルと言う、インド最高級ホテルがあります。
インド最大の財閥、タタによって運営されていて、中に入ると世界のVIPの写真も飾られ、かなり豪華です。
2008年のムンバイ同時多発テロの時には、ここはテロリストに占拠され死傷者が出ました。

ムンバイで印象的だった場所は、ドービーゴートと言う洗濯場です。
洗濯をするカーストの階層の人々が住む場所です。
奥に見える高層ビルの下に、貧民たちが住むこの洗濯場と言う対比の図式が、インド、ムンバイを表す上で、非常に象徴的です。
因みにこの洗濯をするドービーカーストは更に、「洗い」「すすぎ」「絞り」「乾燥」等の担当に分かれているとのことです。

ムンバイでは、現時点ではインドにはムンバイにしかないスターバックスへも行きました。
ここムンバイのインドのスタバ1号店は、今まで私が行ったことのあるスタバの中で最も洗練された空間で、ゴチャゴチャ都市ムンバイにおいて、異空間でした。
以上、ムンバイレポートでした!